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世界の石炭需要、今年過去最高に 30年までには減少へ=IEA

2025年12月17日(水)17時52分

写真は石炭と掘削機。2021年11月、中国河南省平頂山の炭鉱付近で撮影。REUTERS/Aly Song

Susanna Twidale

[ロンドン 17日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は17日、世界の石炭需要は2025年に過去最高を記録するものの、再生可能エネルギーや原子力、天然ガスが発電における石炭支配を後退させるとして、30年までに減少するとの見通しを示した。

「石炭2025」報告書で、25年の石炭需要は0.5%増の88億5000万トンに達すると予測。IEAの貞森恵祐エネルギー市場・安全保障局長はプレスブリーフィングで「今後を展望すると、世界の石炭需要は頭打ちとなり、この10年間の終わりまで非常にゆっくりと緩やかに減少し始めるだろう」と述べた。

世界最大の石炭消費国である中国の需要は今年がほぼ横ばい。再生可能エネルギー容量の増加に伴い、30年までには若干減少する見込み。

しかし、報告書によると、電力需要の伸びが一段と速くなったり、中国で再生可能エネの統合が遅れたりすれば、世界の需要は予測を上回る可能性がある。

貞森氏は「世界の他の地域を合わせたよりも30%多く石炭を消費する中国が世界の石炭トレンドをけん引している」と述べた。

ロイター
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