米財務長官、FRB議長候補2氏を高評価 「オープンマインド必要」
写真はベセント米財務長官。12月13日、米ホワイトハウスで撮影。REUTERS/Aaron Schwartz
[ ワシントン 16日 ロイター] - ベセント米財務長官は16日、次期米連邦準備理事会(FRB)議長の有力候補とされる米ホワイトハウスの国家経済会議(NEC)のハセット委員長とウォーシュ元FRB理事について、両氏とも「非常に有能だ」とし、トップにふさわしいと述べた。トランプ米大統領が選ぶ候補者はいずれも「オープンマインド」を持つ必要があるとした。
フォックス・ビジネス・ネットワークとのインタビューで語った。
ベセント氏はまた、「FRBは時に、成長がインフレを生み出すという考えを捨て去るべきだ。成長ではなく、経済における需要が供給を上回った時に、摩擦がインフレを生み出すのだ」と述べた。
ベセント氏はまた、FBNの番組「モーニングス・ウィズ・マリア」で、ハセット氏がトランプ氏と近すぎるためFRBの独立性を維持できないという批判を否定。「人間には主体性がなく、自分で決断することができないという考えは間違っている」とした。
さらに中国との貿易交渉については、中国はこれまでのところ、あらゆる部分で約束を果たしていると評価した。トランプ政権は中国が貿易のバランスを取り戻すことを望んでいるとも述べた。





