シリアで米兵ら3人死亡、ISの攻撃か トランプ氏が報復宣言
米軍によると、シリアで13日、米陸軍兵士2人と民間人の通訳1人が殺害された。過激派組織「イスラム国」(IS)による犯行が疑われている。写真はトランプ米大統領。9月にホワイトハウスで撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)
[13日 ロイター] - 米軍によると、シリアで13日、米陸軍兵士2人と民間人の通訳1人が殺害された。過激派組織「イスラム国」(IS)による犯行が疑われている。
犯人は米軍とシリア軍の車列を攻撃し、その後射殺された。
地元当局者3人はロイターに対し、犯人はシリア治安部隊の一員だったと述べた。
シリア内務省報道官は国営テレビに対し、男は治安部隊内で指導的な立場にはなかったとし「今月10日に、この人物が過激な思想を持っている可能性があると判断され、14日に対応を決定する予定だった」と語った。
トランプ米大統領は、自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で「3人の偉大な愛国者」を失ったと哀悼の意を表し「極めて厳しい報復」を行うと表明した。
米軍によると、この攻撃で米兵3人も負傷した。シリア中部の都市パルミラで「重要人物との会合」を行っていた際に、単独犯による攻撃があったとしている。





