ノーベル平和賞マチャド氏、オスロに到着 授賞式に数時間遅れ
12月10日、ノーベル平和賞を受賞したベネズエラの野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏(58・写真)がこの日行われた授賞式に数時間遅れてオスロに到着したと、ノーベル賞委員会が明らかにした。写真は11日、オスロで撮影。ノルウェーの通信社NTB提供(2025年 ロイター)
Gwladys Fouche Terje Solsvik Matt Spetalnick
[オスロ 10日 ロイター] - ノーベル平和賞を受賞したベネズエラの野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏(58)が10日、この日行われた授賞式に数時間遅れてオスロに到着したと、ノーベル賞委員会が明らかにした。
ベネズエラ当局の渡航禁止対象だったマチャド氏は1年以上潜伏した後、ベネズエラから船で出国し、オスロに向かっていた。
ノーベル賞委のフリードネス委員長は記者団に「マチャド氏がオスロに到着したことは確認できた」とし、受賞者が宿泊するホテルに向かっていると明かした。
授賞式では娘のアナ・コリーナ・ソサ・マチャドさんが代理で受賞し、自由のために民主主義は闘う覚悟が必要だと訴えるマチャド氏のスピーチを代読した。
関係者によると、マチャド氏は9日にボートで出国し、カリブ海のキュラソー島に渡った後、専用機でノルウェーに向かったという。





