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ノーベル平和賞受賞マチャド氏の会見が中止、ベネズエラ野党指導者

2025年12月10日(水)02時06分

写真はマリア・コリーナ・マチャド氏。ベネズエラで2024年6月25日撮影。REUTERS/Gaby Oraa

Julia Symmes Cobb

[ オスロ 9日 ロイター] - ノルウェーのノーベル研究所は9日、現地時間13時(1200GMT、日本時間午後9時) に予定されていた、平和賞受賞者マリア・コリーナ・マチャド氏(58)の記者会見を中止した。

マチャド氏はベネズエラの野党指導者で、マドゥロ大統領政権によって10年間に及ぶ渡航禁止措置を受けており、1年以上潜伏生活を送っている。現時点でマチャド氏の所在は不明。

ノーベル委員会は、強権的な政権による弾圧との戦いを理由にマチャド氏にノーベル賞を授与した。

ノーベル研究所は声明で、受賞者自身が「オスロまでの旅がいかに困難になるかをインタビューで語っている」と指摘。「現時点ではマチャド氏がノーベル平和賞授賞式にいつ、どのように到着するかについて、これ以上の情報は提供できない」と述べた。

授賞式は、10日現地時間13時(1200GMT、日本時間午後9時) にオスロ市庁舎で、ハーラル国王やソニア王妃らの出席のもと行われる予定。

ロイター
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