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韓国国民年金、新たなドル調達手段を検討 ドル建て債発行も
2025年12月09日(火)16時03分
12月9日、世界3位の規模を持つ韓国の国民年金公団(NPS)は、ドル建て債の発行も含め、新たなドル調達手段を検討している。写真はソウルの明洞通りを歩く人々。2024年12月撮影(2025年 ロイター/Kim Soo-hyeon)
12月9日(ロイター) - 世界3位の規模を持つ韓国の国民年金公団(NPS)は、ドル建て債の発行も含め、新たなドル調達手段を検討している。保健福祉省が声明で明らかにした。
NPSは国内為替市場でドルを調達しているが、これがウォン安圧力の一因になっていると批判されている。オフショア市場でのドル建て債発行には法制化が必要となる。
同省は「NPSの規模拡大に伴い、外貨調達の多様化の必要性が継続的に提起されてきた。外貨建て債券発行の実行可能性に関する調査が現在進行中だ」と述べた。
NPSは、海外株式・債券への投資意欲を強めており、投資資金の大部分は、国内為替市場でのウォン売り/外貨買いで調達する必要がある。





