台湾、中国の軍事活動に懸念表明 ロイター報道受け
2024年5月23日、北京で、中国人民解放軍が台湾周辺で実施した軍事演習のニュース映像をを見る人。REUTERS/Tingshu Wang
[台北 5日 ロイター] - 台湾総統府の郭雅慧報道官は5日、中国が東アジアの海域に多数の艦船を集結させているとするロイター報道を受け、中国の軍事活動に懸念を表明した。
記者会見で、中国の活動は台湾海峡にとどまらず、黄海から東シナ海の尖閣諸島(中国名・釣魚島)近海、南シナ海、そして西太平洋にまで及んでいると指摘。「これはインド太平洋と地域全体に脅威と影響を与えるものだ。われわれはまた、中国が大国としての責任を果たし、その行動を自制することを特に求める」と述べた。
頼清徳総統は治安部隊に引き続き状況を完全に把握し、最新情報を適時提供するよう指示したという。
郭氏は、インド太平洋の平和と安定を共同で守るため、「友好的なパートナー」と緊密に連絡を取り合い、協力していくと語った。
一方、中国軍はコメントを発表していないが、中国外務省の林剣報道官は、「関連海域」における海軍と海警局の活動は国内法と国際法を厳守していると表明。「いかなる当事者も、過剰に反応したり、過剰に解釈したり、根拠のない憶測に関与したりする必要はない」と述べた。





