コンゴ・ルワンダ、米仲介の和平協定に調印 鉱物巡る合意にも署名
握手を交わすトランプ米大統領とコンゴのチセケディ大統領。ワシントンで4日撮影。REUTERS/Kevin Lamarque
[ワシントン 4日 ロイター] - コンゴ民主共和国とルワンダの首脳は4日、米ホワイトハウスで開かれた両国の紛争終結に向けたに和平協定調印式に臨み、和平実現に向けたコミットメントを再確認した。
和平協定は今年6月、米政府の仲介で合意に達した。しかし、履行には至っておらず、この日もコンゴ東部では政府軍とルワンダが支援する反政府勢力との衝突が報告された。
ホワイトハウス当局者によると、重要鉱物や安全保障、経済連携に関する協定への署名を行われた。米政府は重要鉱物資源における中国の優位性に対抗するため、コンゴ民主共和国の豊富な鉱物資源へのアクセス拡大に向け取り組んできた。
トランプ大統領は「数十年も続いてきた紛争を終わらせようとしている」と述べた。
ホワイトハウス当局者は和平協定への調印について、「関係各国を和平プロセスに再びコミットさせる」ものと述べた。
また、米国務省は調印に先立ち、米平和研究所の名称を「ドナルド・J・トランプ平和研究所」に改名。トランプ大統領はルビオ国務長官に「大変光栄だ」と語り、謝意を示した。





