パキスタン、自爆事件にアフガン関与と非難 「タリバン政権が支援」
パキスタン・イスラマバードで発生した事件後、封鎖された道路。11日撮影。REUTERS/Salahuddin
[イスラマバード 13日 ロイター] - 南アジア地域で過激派を巡る緊張が高まる中、パキスタンのナクビ内相は13日、同国内で今週発生した2件の自爆事件にアフガニスタン人が関与しているとの見解を示した。「重大かつ深刻な懸念事項」だと議会で述べ、アフガンのイスラム主義組織タリバン暫定政権が同事件に関与したイスラム過激派を支援しているとして、改めて非難した。
10日にパキスタンのアフガン国境に近い地区の軍学校正門で、車による自爆事件があり、3人が死亡。武装勢力は学校に侵入し、その全員が死亡するまでパキスタン軍との攻防が24時間以上続いた。11日にはイスラマバードの裁判所前で自爆事件が発生し、12人が死亡、27人が負傷した。
タリバン政権は、パキスタンの過激派勢力が自国内にいることを否定している。ナクビ氏の発言を受け、タリバン政権のムジャヒド報道官はロイターに対し、過激派組織「イスラム国」(IS)への作戦中にはパキスタン人がいたと指摘した上で「パキスタン人全員がそうした行動を取っていたり、パキスタン政府に責任があったりするものではない」と述べた。
パキスタンとアフガンは近年緊張関係にあり、今年10月には国境での衝突により数十人の兵士や民間人が死亡した。インドとパキスタンは数十年にわたり、アフガンへの影響力を競っている。





