米ＮＹ州が非常事態宣言、6500万ドルのフードバンク支援に向け

米東部ニューヨーク州のホークル知事は３０日、補助的栄養支援プログラム（ＳＮＡＰ）の食糧給付が１１月１日に終了するとみられる中、フードバンク支援として６５００万ドルを拠出するため非常事態を宣言した。写真は８月、ニューヨークの食料配給所で撮影（２０２５年　ロイター/Jeenah Moon）

Leah Douglas

［ワシントン　３０日　ロイター］ - 米東部ニューヨーク州のホークル知事は３０日、補助的栄養支援プログラム（ＳＮＡＰ）の食糧給付が１１月１日に終了するとみられる中、フードバンク支援として６５００万ドルを拠出するため非常事態を宣言した。資金は、すでに逼迫（ひっぱく）状態にあるフードバンクや食料配給所に充てられる。

米農務省のデータによると、ニューヨーク州はＳＮＡＰ給付金として毎月約６億５０００万ドルの連邦資金を受け取っている。

緊急食糧支援に向けた資金確保を巡っては、オレゴン州とバージニア州も非常事態を宣言している。