OPEC、26年に原油供給が需要とほぼ一致と予想=月次報告書

10月13日、石油輸出国機構(OPEC)は月次報告書で、OPEC加盟国とロシアなどで構成する「OPECプラス」が原油を増産するのに伴い、2026年の世界での原油供給が需要とほぼ一致するとの予想を示した。ウィーンで2024年5月撮影(2025年 ロイター/Leonhard Foeger)
Alex Lawler
[ロンドン 13日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)は13日公表した月次報告書で、OPEC加盟国とロシアなどで構成する「OPECプラス」が原油を増産するのに伴い、2026年の世界での原油供給が需要とほぼ一致するとの予想を示した。今年9月時点で、26年に供給不足が生じると予測していたのを見直した。
一方、世界経済は堅調な成長を続けているとして25年の原油需要を日量130万バレル引き上げ、26年にはやや加速するとの予測を据え置いた。
OPECプラスでは従来計画より迅速に減産を解除する動きが出ており、市場では原油供給が過剰になるとの懸念が高まっている。このことが原油価格を押し下げている。
OPECは「25年第3・四半期に見られた旺盛な世界経済の動向に加え、米国と日本の25年第2・四半期の国内総生産(GDP)成長率の上方改定、およびインドと中国の力強いデータが安定した世界成長見通しを裏付けている」と指摘した。
9月のOPECプラスの原油生産量は、日量63万バレル増の日量4305万バレルに達した。
26年のOPECプラスの原油需要が平均で日量4310万バレルになると予想されている中、OPECプラスが9月の生産ペースを続けた場合には世界市場で日量5万バレルの不足が生じる計算になる。
今年9月の月次報告書では、OPECプラスが8月の生産量を維持した場合、26年に日量70万バレルの供給不足が生じると示唆していた。
一方、IEAの最新報告書は26年の原油供給が需要を日量約330万バレル上回る可能性を示した。IEAは今月14日に予測を更新する予定だ。
北海ブレント先物は13日に1バレル当たり63ドル強で取引された。先週は供給過剰懸念などを背景に、約5カ月ぶりの安値を付けていた。
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