コミー元米FBI長官、無罪主張 偽証罪など 来年1月裁判開始

偽証罪などで米連邦大陪審によって起訴されたジェームズ・コミー元連邦捜査局（ＦＢＩ）長官は８日、無罪を主張した。２０２０年９月撮影（２０２５年　ロイター/U.S. Senate Committee on the Judiciary/Handout via REUTERS）

［アレクサンドリア（米バージニア州） ８日　ロイター］ - 偽証罪などで米連邦大陪審によって起訴されたジェームズ・コミー元連邦捜査局（ＦＢＩ）長官は８日、無罪を主張した。    コミー氏の弁護士を務めるパトリック・フィッツジェラルド氏が罪状認否手続きに臨み、「今回の訴追はトランプ大統領の指示で行われたというのがわれわれの見解だ」と述べた。    米司法省は９月終盤、大陪審がコミー氏を虚偽の供述と司法妨害の罪で起訴したと発表した。    トランプ大統領は自分を捜査もしくは批判した「政敵」に対する報復をちらつかしているが、大陪審による起訴が行われたのはコミー氏が初めて。    裁判は年明け１月５日に始まる見通しという。