インドネシア学校倒壊、捜索活動終了 61人死亡

　１０月７日　インドネシア・東ジャワ州のイスラム寄宿学校で先週発生した建物倒壊で、国家災害対策庁は７日、６０人余りの遺体を収容したとし、捜索活動を終了したと明らかにした。写真は１日、東ジャワ州シドアルジョで撮影（２０２５年　ロイター／Dipta Wahyu）

［ジャカルタ　７日　ロイター］ - インドネシア・東ジャワ州のイスラム寄宿学校で先週発生した建物倒壊で、国家災害対策庁は７日、６０人余りの遺体を収容したとし、捜索活動を終了したと明らかにした。

同庁は声明で、建物内にいた６１人全員の遺体と、警察が身元確認を進めている遺体の一部が７つ見つかったと説明。捜索活動を正式に終了したと述べた。

当局によると、倒壊が発生した際には上層階の建設工事が行われており、建物の基礎が重みを支えきれずに倒壊したとみられる。同校が建設許可を取得していたかは不明で、安全基準に問題があった可能性もある。