ベトナムGDP、7─9月は+8.23%に加速 9月対米輸出は減少

ベトナム統計総局(NSO)が6日発表した7─9月の国内総生産(GDP)は前年同期比で8.23%増と、前期の7.96%増から加速した。ハノイ近郊の繊維工場で2016年7月撮影(2025年 ロイター/Kham)
Khanh Vu Phuong Nguyen
[ハノイ 6日 ロイター] - ベトナム統計総局(NSO)が6日発表した7─9月の国内総生産(GDP)は前年同期比で8.23%増と、前期の7.96%増から加速した。8月7日から米国によるベトナム製品への関税(20%)が適用されたにもかかわらず、経済は力強さを維持した。
7─9月の輸出は前年同期比18.4%増の1285億7000万ドル、輸入は20.2%増の1196億6000万ドルだった。貿易黒字は89億1000万ドルとなった。
米国はベトナムを経由した第三国からの迂回輸出にも40%の関税を課した。
9月単月の輸出は前月比1.7%減の426億7000万ドル。米国向けは同1.4%減少した。
1─9月の米国との二国間貿易額は1128億ドル、中国との貿易額は1344億ドルだった。中国はベトナムにとって最大の輸入元。
鉱工業生産は1─9月累計で前年比9.1%増。9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.38%上昇、小売売上高は11.3%増だった。
外国人旅行者数は1─9月で前年比21.5%増の1540万人。
政府は今年のGDP成長率目標を8.3─8.5%に設定している。これは前年の7.09%を上回るとともに、世界銀行(6.6%)や国際通貨基金(IMF、6.5%)の予測を上回る水準となる。
中銀は3日、年内は経済成長を最優先課題にするとし、商業銀行に貸出金利の引き下げを求めた。
中銀は、今年の信用の伸びを19─20%と見込んでいる。
1─9月の輸出総額は前年同期比16%増の3487億4000万ドル、輸入は18.8%増の3319億2000万ドル。貿易黒字は168億2000万ドル。
国連開発計画(UNDP)は、米国の関税措置により、ベトナムの対米輸出が最大2割減少する可能性があるとし、東南アジアで最も影響を受けるとの見方を示している。
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