ニュース速報
ワールド

ベネズエラ沖で「麻薬船」攻撃とトランプ氏、陸での作戦も検討へ

2025年10月06日(月)09時44分

トランプ米大統領は10月5日、米軍が4日にベネズエラ沖で違法薬物を積載していたとする船舶を攻撃したと明らかにした。ノーフォーク海軍基地で撮影(2025年 ロイター/Jonathan Ernst)

[ノーフォーク海軍基地(米バージニア州) 6日 ロイター] - トランプ米大統領は5日、米軍が4日にベネズエラ沖で違法薬物を積載していたとする船舶を攻撃したと明らかにした。また、陸路での麻薬密売についても作戦を検討する考えを示した。

ノーフォーク海軍基地で行った演説での発言。ヘグセス国防長官が3日に明らかにした攻撃について言及したものかどうかは不明。

トランプ氏は「ここ数週間、海軍はカルテルのテロリストを徹底的に叩き潰すというわれわれの任務を支援してきた。昨夜もまた同じことをやった」と述べた。

その上で「彼らはもう船では入って来ない。陸路で行くことを迫られるため、われわれも今度は陸路について検討し始めなければならない」と語った。

ベネズエラのマドゥロ大統領はトランプ大統領の発言後に交流サイト(SNS)に投稿した動画で、ベネズエラに対する米国の侵略を非難し、外交的支援を期待していると述べた。

ベネズエラのヒル外相は5日、ロシアのラブロフ外相が電話協議でベネズエラへの「全面的な支持と連帯」を表明したと述べた。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

日経平均が初の4万7000円、「高市トレード」再始

ワールド

金正恩氏が新型駆逐艦「崔賢」視察、海軍強化指示=K

ビジネス

高市トレード、「動向の逐一にコメント控える」=林官

ワールド

サウジ、支出増と原油価格下落で財政リスク上昇=フィ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:2025年の大谷翔平 二刀流の奇跡
特集:2025年の大谷翔平 二刀流の奇跡
2025年10月 7日号(9/30発売)

投手復帰のシーズンもプレーオフに進出。二刀流の復活劇をアメリカはどう見たか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレクトとは何か? 多い地域はどこか?
  • 2
    赤ちゃんの「耳」に不思議な特徴...写真をSNS投稿すると「腎臓の検査を」のコメントが、一体なぜ?
  • 3
    更年期を快適に──筋トレで得られる心と体の4大効果
  • 4
    筋肉が育つだけでは動けない...「爆発力」を支える「…
  • 5
    一体なぜ? 大谷翔平は台湾ファンに「高校生」と呼ば…
  • 6
    「美しい」けど「気まずい」...ウィリアム皇太子夫妻…
  • 7
    メーガン妃とキャサリン妃の「オーラの違い」が話題…
  • 8
    イエスとはいったい何者だったのか?...人類史を二分…
  • 9
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 10
    逆転勝利で高市早苗を「初の女性宰相」へと導いたキ…
  • 1
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 2
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外な国だった!
  • 3
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最悪」の下落リスク
  • 4
    iPhone 17は「すぐ傷つく」...世界中で相次ぐ苦情、A…
  • 5
    ウクライナにドローンを送り込むのはロシアだけでは…
  • 6
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 7
    赤ちゃんの「耳」に不思議な特徴...写真をSNS投稿す…
  • 8
    更年期を快適に──筋トレで得られる心と体の4大効果
  • 9
    MITの地球化学者の研究により「地球初の動物」が判明…
  • 10
    「元は恐竜だったのにね...」行動が「完全に人間化」…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 4
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 5
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 6
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 7
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 8
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 9
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 10
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中