外部電源喪失のザポリージャ原発、発電機の修理完了 状況管理とロ担当者

　１０月２日、外部電源による電力供給が１週間余りにわたって停止しているウクライナ南部ザポリージャ原子力発電所のロシア側の管理者は、非常用ディーゼル発電機２台の修理が完了し、数時間以内に稼働再開するとの見通しを示した。２０２３年６月撮影（２０２５年　ロイター/Alina Smutko）

［モスクワ　２日　ロイター］ - 外部電源による電力供給が１週間余りにわたって停止しているウクライナ南部ザポリージャ原子力発電所のロシア側の管理者は２日、非常用ディーゼル発電機２台の修理が完了し、数時間以内に稼働再開するとの見通しを示した。

同原発は９月２３日の戦闘で唯一生きていた送電線が損傷し外部電源が断たれた。

ロシア国営タス通信によると、ロシア側の管理者は、外部電源喪失は原発の安全性にとって脅威だが、状況は完全に管理下にあり、全ての安全機能が稼働していると述べた。