ニュース速報
ワールド

シュワルツェネッガー氏がバチカン訪問、気候変動対策で教皇支援

2025年10月01日(水)10時23分

俳優で元米カリフォルニア州知事(共和党)のアーノルド・シュワルツェネッガー氏が30日、バチカン(ローマ教皇庁)を訪れた。写真は9月30日、イタリアのローマで撮影(2025年 ロイター/Remo Casilli)

Joshua McElwee

[バチカン市 30日 ロイター] - 俳優で元米カリフォルニア州知事(共和党)のアーノルド・シュワルツェネッガー氏が30日、バチカン(ローマ教皇庁)を訪れた。地球規模の気候変動への取り組みと化石燃料からの脱却を世界の指導者に促すローマ教皇レオ14世の取り組みを後押しするのが目的。

シュワルツェネッガー氏は、バチカンで今週開催される気候変動問題に関する会合に先立つ記者会見で、自身の大ヒット映画になぞらえ、「14億人のカトリック教徒一人一人が環境保護の十字軍となり、公害撲滅のターミネーターとして貢献できる。神は、われわれが受け継いだよりも良い世界とするためにわれわれを遣わされた」と述べた。

オーストリア出身のカトリック教徒である同氏は、「カトリック教会とバチカンがこの取り組みに関わってくれることに大変わくわくしている。われわれには(バチカンの)助けが必要だから」と述べた。

長年にわたり気候変動対策を提唱しており、バチカンでの会合では教皇と共に基調講演を行う。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米、韓国人労働者に一時的ビザを認める 明確な解決策

ビジネス

5500億ドルの対米投資、為替に影響与えないように

ビジネス

米FRB、モルガンSの資本バッファー下方修正に合意

ビジネス

米コティが「カバーガール」などの売却検討、香水事業
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:2025年の大谷翔平 二刀流の奇跡
特集:2025年の大谷翔平 二刀流の奇跡
2025年10月 7日号(9/30発売)

投手復帰のシーズンもプレーオフに進出。二刀流の復活劇をアメリカはどう見たか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外な国だった!
  • 2
    ウクライナにドローンを送り込むのはロシアだけではない...領空侵犯した意外な国とその目的は?
  • 3
    【クイズ】身長272cm...人類史上、最も身長の高かった男性は「どこの国」出身?
  • 4
    なぜ腕には脂肪がつきやすい? 専門家が教える、引…
  • 5
    通勤費が高すぎて...「棺桶のような場所」で寝泊まり…
  • 6
    女性兵士、花魁、ふんどし男......中国映画「731」が…
  • 7
    10代女子を襲う「トンデモ性知識」の波...15歳を装っ…
  • 8
    コーチとグッチで明暗 Z世代が変える高級ブランド市…
  • 9
    カーク暗殺の直後から「極左」批判...トランプ政権が…
  • 10
    トイレの外に「覗き魔」がいる...娘の訴えに家を飛び…
  • 1
    トイレの外に「覗き魔」がいる...娘の訴えに家を飛び出した父親が見つけた「犯人の正体」にSNS爆笑
  • 2
    日本の小説が世界で爆売れし、英米の文学賞を席巻...「文学界の異変」が起きた本当の理由
  • 3
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外な国だった!
  • 4
    こんな場面は子連れ客に気をつかうべき! 母親が「怒…
  • 5
    iPhone 17は「すぐ傷つく」...世界中で相次ぐ苦情、A…
  • 6
    ウクライナにドローンを送り込むのはロシアだけでは…
  • 7
    【クイズ】世界で1番「がん」になる人の割合が高い国…
  • 8
    コーチとグッチで明暗 Z世代が変える高級ブランド市…
  • 9
    1年で1000万人が死亡の可能性...迫る「スーパーバグ…
  • 10
    高校アメフトの試合中に「あまりに悪質なプレー」...…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 4
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 5
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 6
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 7
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 8
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
  • 9
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 10
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中