トランプ政権、就労ビザ案変更し高所得外国人技術者を優遇へ

9月23日、トランプ米政権は、高度な外国人技術者向けの就労ビザ(査証)「H―1B」の選考方法を変え、所得と技能が高い人ほど有利な仕組みにする案を発表した。写真は米国旗とビザ申請書を組み合わせたイメージ。9月22日、ボスニア・ヘルツェゴビナのゼニカ市で撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
Ted Hesson
[ワシントン 23日 ロイター] - トランプ米政権は23日、高度な外国人技術者向けの就労ビザ(査証)「H―1B」の選考方法を変え、所得と技能が高い人ほど有利な仕組みにする案を発表した。連邦政府の官報に掲載された通知によると、新たな選考方法は2026年の抽選までに導入予定としているが、実施には数カ月から数年を要する可能性がある。
H―1Bを巡っては19日に取得手数料を10万ドルへ引き上げることも公表し、大手IT企業の一部がビザ保有者に米国にとどまるか、早急に帰国するよう警告するなど混乱を引き起こした。トランプ政権はその後、10万ドルの手数料が新規発給だけに適用されると明らかにしていた。
通知によると、新たな選考方法が確定した場合にはビザの年間申請件数が法定上限の8万5000件を超えた場合、高賃金を支払う雇用主による申請を優先する。この措置についてトランプ政権は、外国人労働者の不公正な賃金競争から米国民を保護することが目的だと主張している。
通知は米国土安全保障省(DHS)の推計を引用し、選考方法を変えた場合にはH―1B取得労働者の総所得は26会計年度(25年10月―26年9月)に5億200万ドルへ増加するとの見通しを示した。総所得は27会計年度に10億ドル、28会計年度に15億ドル、29―35会計年度に20億ドルそれぞれ増加するとした。
一方でDHSは、H―1B取得者を現在受け入れている中小企業約5200社が、労働力を失うことで経営への重大な悪影響を受けるとも指摘した。
トランプ大統領は17年から21年までの1期目の在任中にも、同様に高所得者を優先するようにH―1Bを改革することを試みた。21年3月の施行を予定していたが、後任となったバイデン前大統領が延期し、21年9月に連邦裁判所が差し止め、バイデン前政権が3カ月後に撤回していた。
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