保守活動家射殺、称賛する外国人には措置を取る＝米国務副長官

　９月１１日、米国の保守系政治活動家チャーリー・カーク氏が射殺された事件で、クリストファー・ランドー米国務副長官は、射殺を「称賛し、正当化し、あるいは軽んじる」外国人に対して適切な措置を取るよう領事館職員に指示したことを明らかにした。写真はベルリンの米大使館前で行われた追悼会で撮影（２０２５年　ロイター／Annegret Hilse）

[ワシントン １１日 ロイター] - 米国の保守系政治活動家チャーリー・カーク氏が射殺された事件で、クリストファー・ランドー米国務副長官は１１日、射殺を「称賛し、正当化し、あるいは軽んじる」外国人に対して適切な措置を取るよう領事館職員に指示したことを、Ｘ（旧ツイッター）への投稿で明らかにした。措置の内容については詳述していない。

ランドー氏は「暴力や憎悪を称賛する外国人は、わが国に歓迎されない訪問者であることを強調したい」と記した。

投稿には、Ｘのアカウントや投稿のスクリーンショットを添えた返信が複数寄せられた。ランドー氏はそのいくつかに返信し、その一部で「（自身の）投稿に対するコメントをチェックするよう領事館当局者に指示する」と表明した。

ただ、ユーザーらが返信でランドー氏に注意喚起した投稿が、米国ビザ（査証）所有者のものかどうかは不明。

国務省報道官はランドー氏の投稿について問われ、「この政権は、米国の国家安全保障上の利益に合致しない人物に米国がビザを発給すべきではないと考えている」と答えた。