ミランＦＲＢ理事指名、上院本会議で審議・採決へ 15日承認も

米上院銀行委員会は１０日、ミラン大統領経済諮問委員会（ＣＥＡ）委員長の連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）理事への指名手続きを進めるかどうかの採決を実施し、党派に沿う形で賛成１３、反対１１で承認した。ワシントンの連邦議会議事堂で２月撮影（２０２５年　ロイター/Annabelle Gordon）

［１０日　ロイター］ - 米上院銀行委員会は１０日、ミラン大統領経済諮問委員会（ＣＥＡ）委員長の連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）理事への指名手続きを進めるかどうかの採決を実施し、党派に沿う形で賛成１３、反対１１で承認した。

今後、上院本会議での審議、採決に進むことになり、ミラン氏のＦＲＢ理事就任に一歩近づいた格好だ。

上院共和党の側近はロイターに対し、承認は早ければ週明け１５日となる可能性がある。ただ、ＦＲＢ理事就任の宣誓に必要な他の手続きがあるため、１６ー１７日に開催される米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）前の就任は難しい可能性がある。