ネビウスがＭＳとＡＩインフラ契約、174億ドル規模 株価47％急伸

　９月８日、オランダに拠点を置くネビウス・グループ は、米マイクロソフト（ＭＳ）に画像処理半導体（ＧＰＵ） インフラの容量を提供すると発表した。写真はイベント会場のマイクロソフトのロゴ。３月３日、スペインのバルセロナで撮影（２０２５年　ロイター/Bruna Casas）

［８日　ロイター］ - オランダに拠点を置くネビウス・グループ は８日、米マイクロソフト（ＭＳ）に画像処理半導体（ＧＰＵ） インフラの容量を提供すると発表した。契約規模は５年で１７４億ドル。ネビウスの株価は引け後の時間外取引で４７％超急伸した。

マイクロソフトは追加のサービス容量を取得する可能性もあり、契約総額は約１９４億ドルとなる。

ネビウスはエヌビディアのＧＰＵと人工知能（ＡＩ）クラウドをサービスとして提供することを中核事業としている。クラウドソフトウエアアーキテクチャと自社設計のハードウェアを活用し、ＡＩ開発者にＡＩモデルの構築、調整、実行に必要なコンピューティング、ストレージなどのサービスやツールを提供している。

マイクロソフトにはニュージャージー州の新データセンターから専用のＧＰＵインフラ容量へのアクセスを年内に提供する。