リオ・ティント、新たな鉄鉱石部門トップ任命 3事業部門に再編

8月27日、英豪系資源大手リオ・ティントは、最も収益性の高い鉄鉱石部門のトップにマシュー・ホルツ氏を任命するとともに、鉄鉱石、アルミニウム・リチウム、銅の3つの事業部門に業務をスリム化すると発表した。写真は同社ビルのロゴ。4月19日、パースで撮影(2025年 ロイター/Christine Chen)
[メルボルン 27日 ロイター] - 英豪系資源大手リオ・ティントは27日、最も収益性の高い鉄鉱石部門のトップにマシュー・ホルツ氏を任命するとともに、鉄鉱石、アルミニウム・リチウム、銅の3つの事業部門に業務をスリム化すると発表した。
鉄鉱石部門は西オーストラリア事業とカナダの鉄鉱石事業を統合。ギニアのシマンドゥ・プロジェクトも含まれる。
アルミニウム部門を率いるジェローム・ペクレッセ氏は、最近買収したアルカジウム・リチウム事業を含むリチウム事業も担当する。ケイティ・ジャクソン氏は引き続き銅部門を率い、モンゴルのオユトルゴイ鉱山の強化に注力する。
この3つの中核部門以外では、ホウ酸塩・鉄・チタン事業が戦略的見直しのため、ボールド・バータル最高商務責任者(CCO)のポートフォリオに移管される。
リオ・ティントは、価格が低迷し、低収益となっているチタン事業の売却を検討している。