首都ターミナル駅を政府管理、米運輸省発表 ワシントンのユニオン駅

米運輸省は27日、首都ワシントンのターミナル駅であるユニオン駅を政府管理とする方針を明らかにした。同駅を警備する州兵、21日撮影(2025年 ロイター/Annabelle Gordon/File Photo)
David Shepardson
[ワシントン 27日 ロイター] - 米運輸省は27日、首都ワシントンのターミナル駅であるユニオン駅を政府管理とする方針を明らかにした。
ショーン・ダフィー運輸長官は声明で、同駅を管理する非営利のユニオン駅再開発公社とアムトラックとの協力協定について再協議しているとし、9月に運輸省によるユニオン駅管理を正式決定する予定とした。
トランプ大統領は治安対策として首都を州兵部隊を配備、ユニオン駅などを警備している。
ホワイトハウスは3月、トランプ大統領の命令により全米鉄道旅客公社(アムトラック)のスティーブン・ガードナー最高経営責任者(CEO)を退任させた。
アムトラックは新CEOを指名しておらず、3月以降はロジャー・ハリス社長が経営している。
運輸省4月、ニューヨーク市のペンシルベニア駅改修プロジェクトの運営をメトロポリタン交通局(MTA)から運輸省が支援するアムトラックに移管すると発表していた。