米ISM製造業景気指数、1月は1年ぶり節目超え 受注が回復
米ウィスコンシン州ビーバーダムの鋳造所で2018年4月撮影。REUTERS/Timothy Aeppel
[ワシントン 2日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が2日発表した1月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は52.6と、昨年12月の47.9から上昇した。2022年8月以来の高水準となり、拡大・縮小の節目を示す50を1年ぶりに上回った。
新規受注の急回復が寄与した。ただ、関税の影響で原材料価格が上昇し、サプライチェーン(供給網)が逼迫する中、依然として苦境は脱していない。
PMIは12月まで10カ月連続で50を下回っていた。1月はエコノミスト予想(48.5)も上回った。
先行きを示す新規受注指数は12月の47.4から57.1に大きく上昇し、22年2月以来の高水準となった。受注残も増加し、輸出はやや回復した。ただ、新規受注の急増は供給網への圧迫と投入コストの上昇を招いた。
サプライヤー納入指数は12月の50.8から54.4に上昇。50を超える水準は納入の遅れを示す。これがPMIの上昇に寄与した可能性がある。サプライヤー納入期間の長期化は通常、好調な経済や強い需要と関連しているが、関税に絡む供給網のボトルネックを示している可能性もある。
支払価格指数は12月の58.5から59.0に上昇。物価上昇の余地がまだあり、しばらくの間はインフレ率が連邦準備理事会(FRB)の2%目標を上回る可能性を示唆している。
雇用指数は12月の44.8から48.1に上昇。雇用減少が続いたものの、ペースは鈍化したことを示した。ISMは企業が「短中期の需要の不確実性」を理由に従業員を削減し、欠員補充を行っていないと指摘している。
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