米政権、加州高速鉄道計画への1.75億ドル資金支援を撤回
8月26日、米運輸省はカリフォルニア州の高速鉄道計画の一部である4つのプロジェクトに対する1億7500万ドルの資金支援を取り消すと発表した。カリフォルニア州マデラの高速鉄道建設現場で6月撮影(2025年 ロイター/Fred Greaves)
David Shepardson
[26日 ロイター] - 米運輸省は26日、カリフォルニア州の高速鉄道計画の一部である4つのプロジェクトに対する1億7500万ドルの資金支援を取り消すと発表した。
同省は7月にも40億ドルの支援を撤回しており、カリフォルニア州はこの決定が違法だとして訴訟を起こしている。
今回の資金支援撤回は同州の高速鉄道プロジェクトにとってさらなる障害となる。
カリフォルニア州鉄道公社は「カリフォルニア高速鉄道とセントラルバレーのコミュニティーに対するトランプ政権による違法で政治的動機に基づく根拠のない攻撃の継続だ」と批判した。
同プロジェクトは2008年に100億ドルの支出が承認されたが、建設コストが急上昇し、完成が大幅に遅れている。





