「報道の自由への攻撃」、トルコがイスラエルのガザ攻撃を非難

トルコ大統領府のデュラン報道官は25日、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの直近の攻撃について、「報道の自由に対する攻撃であり、新たな戦争犯罪だ」と非難した。ガザのナセル病院の映像から静止画像を撮影(2025年 ロイター(2025年 ロイター/Hatem Khaled)
[アンカラ 25日 ロイター] - トルコ大統領府のデュラン報道官は25日、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの直近の攻撃について、「報道の自由に対する攻撃であり、新たな戦争犯罪だ」と非難した。
デュラン氏はXへの投稿で「人道的原則や法的原則を一切顧みることなく残虐行為を続けるイスラエルは、ジャーナリストに対する組織的攻撃を通じて真実が明かされることを阻止できるという幻想を抱いている」と述べた。
イスラエル軍は25日、ガザのハンユニスのナセル病院がある地区を攻撃したと発表。パレスチナ保健当局によると、この攻撃でジャーナリスト5人を含む少なくとも20人が死亡した。同軍は声明で、「無関係の人物を巻き込んだことは遺憾で、ジャーナリストを標的にすることは決してない」と主張している。