ブラード前セントルイス連銀総裁、次期FRB議長打診なら受け入れ=報道

米連邦準備理事会(FRB)の次期議長候補の一人に名前が挙がっているジェームズ・ブラード前セントルイス地区連銀総裁は12日、ベセント財務長官と先週会談したと明らかにし、打診されれば受け入れる姿勢を示した。2018年10月撮影(2025年 ロイター/Edgar Su)
[12日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)の次期議長候補の一人に名前が挙がっているジェームズ・ブラード前セントルイス地区連銀総裁は12日、ベセント財務長官と先週会談したと明らかにし、打診されれば受け入れる姿勢を示した。
ブラード氏はCNBCに対しインタビューで、次期FRB議長への起用が検討されているかとの質問に対し、ベセント長官と会談したと明らかにした上で、「望む通りに物事を進めて構わない」と伝えたと述べた。その上で、「ドルの価値を守り、長期的に金利を低水準にとどめ、低く安定したインフレを目指し、FRBの独立性を尊重することができるなら」FRB議長への就任を受け入れると語った。
FRB次期議長人事について、ベセント財務長官が人選を主導していることがこれまでに関係筋の話で分かっている。