現時点で被害報告なし、交通に影響＝津波警報受け林官房長官

　林芳正官房長官（写真）は３０日午前の記者会見で、ロシア・カムチャツカ半島沖で発生した地震に伴う津波警報に関し「現時点で人的、物的被害があったとの報告は受けていない」と明らかにした。都内で２０２３年１２月撮影（２０２５年　ロイター/Issei Kato）

［東京　３０日　ロイター］ - 林芳正官房長官は３０日午前の記者会見で、ロシア・カムチャツカ半島沖で発生した地震に伴う津波警報に関し「現時点で人的、物的被害があったとの報告は受けていない」と明らかにした。

交通機関への影響については、１７事業者・４１路線で運転見合わせとなり、仙台空港で滑走路が閉鎖中との報告を受けていると説明。また、原子力施設については「現在のところ異常があったとの報告を受けていない」とした。

政府は官邸連絡室で引き続き被害状況の把握に当たっており、災害対策本部や関係閣僚会議の開催は予定していないと述べた。