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北朝鮮、米の対イラン攻撃非難 「主権侵害」

2025年06月23日(月)13時20分

 北朝鮮外務省は23日、米国の対イラン攻撃を強く非難した。写真はイランによる攻撃を受けた現場に集まる人々。イスラエルのハイファで22日撮影(2025年 ロイター/Florion Goga)

[ソウル 23日 ロイター] - 北朝鮮外務省は23日、米国の対イラン攻撃を強く非難した。主権国家の安全保障上の利益と領土権に対する重大な侵害だとしている。

国営の朝鮮中央通信社(KCNA)が報じた。

同省は現在の中東情勢の緊張の原因は米国とイスラエルにあると主張。イスラエルの「絶え間ない戦争の動きと領土拡張」が緊張を生み出しているが、西側諸国はイスラエルの動きを受け入れ、奨励していると批判した。

北朝鮮外務省は「米国によるイラン攻撃を強く非難する。米国は主権国家の領土の一体性と安全保障上の利益を暴力的に踏みにじった」との声明を発表。

「公正な国際社会は、米国とイスラエルの対決的な行為に対し、全会一致で非難と拒絶の声を上げるべきだ」と述べた。

イランと北朝鮮は友好関係を維持しており、弾道ミサイルの開発など軍事協力の可能性が数十年前から指摘されている。

ロイター
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