ニュース速報
ワールド

米、イラン攻撃で自国の信用損なった=中国国連大使

2025年06月23日(月)09時38分

6月23日、中国の傅聡国連大使は、米国がイランの核施設に対する攻撃により自国の信用を損なったと述べ、事態が「制御不能に陥る可能性」に懸念を示した。写真は国連本部で握手を交わすグテーレス国連事務総長(左)と傅大使。22日、ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Eduardo Munoz)

[香港 23日 ロイター] - 中国の傅聡国連大使は、米国がイランの核施設に対する攻撃により自国の信用を損なったと述べ、事態が「制御不能に陥る可能性」に懸念を示した。中国国営の中国中央テレビ(CCTV)が伝えた。

国連安全保障理事会は22日、米国のイラン核施設攻撃を協議する緊急会合を開き、ロシア、中国、パキスタンが無条件の即時停戦を求める決議案を提示した。

CCTVによると、傅大使は関係各国に対し、武力行使の衝動を抑え、紛争を悪化させ火に油を注ぐ行動を控えるよう促した。特にイスラエルは「事態の悪化を回避し、戦争拡大を防ぐため、直ちに停戦すべきだ」と述べた。

また、イランは打撃を受けたが、「米国も国家として、および国際交渉の参加者としての信用を損なった」と指摘した。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イスラエル、シリア部隊の限定展開に同意 衝突続く南

ビジネス

BOJウオッチャー:米関税、下押し顕在化が後ずれ 

ビジネス

モデルナ、日本でのmRNA工場建設中止 「ビジネス

ビジネス

トランプ氏、パウエルFRB議長非難で理事会も批判 
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:AIの6原則
特集:AIの6原則
2025年7月22日号(7/15発売)

加速度的に普及する人工知能に見えた「限界」。仕事・学習で最適化する6つのルールとは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
メールアドレス

ご登録は会員規約に同意するものと見なします。

人気ランキング
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 3
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップを極めれば、筋トレは「ほぼ完成」する
  • 4
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長…
  • 5
    「お腹が空いていたんだね...」 野良の子ネコの「首…
  • 6
    どの学部の卒業生が「最も稼いでいる」のか? 学位別…
  • 7
    アメリカで「地熱発電革命」が起きている...来年夏に…
  • 8
    千葉県の元市長、「年収3倍」等に惹かれ、国政に打っ…
  • 9
    「二度とやるな!」イタリア旅行中の米女性の「パス…
  • 10
    ネグレクトされ再び施設へ戻された14歳のチワワ、最…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中

iiq_pixel