イスラエル・イラン紛争が2週目に突入、米は2週間以内に対応決断へ

イスラエルとイランの空戦は20日に2週目に入った。写真は15日のイランによるミサイル攻撃で被害を受けたワイツマン科学研究所内の建物。イスラエルのレホボトで19日撮影(2025年 ロイター/Violeta Santos Moura)
Alexander Cornwell Parisa Hafezi Trevor Hunnicutt
[テルアビブ/ドバイ/ワシントン 20日 ロイター] - イスラエルとイランの空戦は20日に2週目に入った。トランプ米大統領が今後2週間以内に米国が介入するかどうかを決定すると表明した一方で、欧州各国はイランを交渉のテーブルに引き戻そうとしている。
イスラエルは13日にイランの核開発を阻止するためとして先制攻撃を開始。イランもミサイルと無人機(ドローン)で反撃し、攻撃の応酬が続いている。
イランメディアによると、これまでに同国では639人が死亡。死者には軍上層部や核科学者も含まれている。イスラエルは国内で少なくとも民間人20人が死亡したと発表した。ロイターは双方の死者数を独自に確認できていない。
ホワイトハウスは19日、トランプ大統領が今後2週間以内にイスラエルとイランの紛争に米国が介入するかどうかを決定すると発表した。
トランプ氏は米国が保有する強力な地下貫通弾(バンカーバスター)で地下深くに建設されたイラン核施設に攻撃することを検討しているとされる。
イスラエルのネタニヤフ首相は同日、「政権の交代あるいは崩壊は、何よりもまずイラン国民の問題だ。これに代わるものはない」と強調。イスラエルはそれを目標としてこなかったものの、それが結果として起こる可能性があると述べた。
イランはイスラエルの軍事・防衛関連施設を標的にしていると述べているが、19日には一部がイスラエルの病院に着弾し、被害が出た。
またイスラエル軍は、イランがクラスター弾を搭載したミサイルを少なくとも1発発射したと明らかにした。先週の紛争開始以降、クラスター弾の使用が報告されるのは初めて。
<欧州各国は外交継続>
双方が一歩も引かない中、英外務省は19日、ラミー外相が20日にジュネーブに赴き、イラン核問題の外交的な解決を目指して仏独の両外相、欧州連合(EU)のカラス外交安全保障上級代表(外相)、イラン外相と協議すると発表した。
一方、米国の役割は不透明なままだ。19日、ラミー英外相がワシントンでルビオ米国務長官とウィットコフ中東担当特使と会談した。関係筋によると、ウィットコフ氏は先週から数回にわたりイランのアラグチ外相と電話で協議したという。
ロシア大統領府によると、プーチン大統領と中国の習近平国家主席は19日の電話会談でイスラエルによるイラン攻撃を非難し、地域の緊張緩和の必要性で一致した。
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