タイ、対米通商交渉で20日に輸入拡大など提案へ=商務次官

6月18日、タイは米国との通商交渉を巡り、20日に米国製品輸入拡大などを盛り込んだ当初案を示す方針だ。ウティクライ・リーウィーラパン商務次官が明らかにした。バンコクで4月10日撮影(2025年 ロイター/Athit Perawongmetha)
Kitiphong Thaichareon Thanadech Staporncharnchai
[バンコク 18日 ロイター] - タイは米国との通商交渉を巡り、20日に米国製品輸入拡大などを盛り込んだ当初案を示す方針だ。ウティクライ・リーウィーラパン商務次官が明らかにした。
米国はタイからの輸入品に36%の関税を課すと警告している。
同次官は記者団に対し「きょう午前、2時間にわたって米通商代表部(USTR)と協議した」と説明。米国は関税と割当枠、非関税障壁、デジタル貿易、商品の原産地、安全保障などに焦点を当てているという。
その上で「これらの問題に対処するため、関税の引き下げ、米国製品の購入拡大、投資拡大を含む当初案を金曜日に提示する」と述べた。