米政府、マスク氏訪問の外国人を過去に監視=WSJ

6月10日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、複数の関係筋の話として、米政府機関が起業家イーロン・マスク氏の元を訪れる外国人を監視していたと報じた。ホワイトハウスで5月30日撮影(2025年 ロイター/Nathan Howard)
[ワシントン 10日 ロイター] - 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は10日、複数の関係筋の話として、米政府機関が起業家イーロン・マスク氏の元を訪れる外国人を監視していたと報じた。
外国人がマスク氏に影響力を及ぼすのではないかと警戒していたという。
監視は2022─23年に国土安全保障省と司法省が行っていた。東欧などから訪れた外国人を監視していたという。
マスク氏は5社の企業を経営。機密性の高い契約を政府と結んでおり、各国の政府高官と容易に接触できる立場にあった。調査は起訴には至っておらず、現在の状況は不明。
連邦捜査局(FBI)など複数の機関の当局者がこの調査について報告を受けていたという。