トランプ氏長男、将来の大統領選出馬に含み

トランプ米大統領の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏(写真)は21日、いつの日か大統領選に立候補するかもしれないと発言、「そうした呼びかけがある」と述べた。1月の代表撮影(2025年 ロイター)
[ドーハ 21日 ロイター] - トランプ米大統領の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏(47)は21日、いつの日か大統領選に立候補するかもしれないと発言、「そうした呼びかけがある」と述べた。
同氏はカタールで行われたパネルディスカッションで、父親の退任後、出馬して後を継ぐ可能性はあるかとの質問に「答えは、分からないだ。もしかしたら、いつかそうなるかもしれない。そうした呼びかけがある」とし、父親が築き上げてきた「米国を再び偉大に」という運動の理念について「常に積極的に声高に支持する立場を取るだろう」と述べた。
ジュニア氏は政治的な影響力を強めている。ロイターは昨年11月、トランプ氏が新政権の発足に向けて閣僚人事を検討する中、ジュニア氏がトランプ一族の中で最も強い影響力を発揮したと報じた。J・D・バンス氏を副大統領に充てたり、マイク・ポンペオ元国務長官の起用を見送ったりした人事はジュニア氏の助言を受け入れた結果だという。