ニュース速報
ワールド

印パ停戦、次の段階に向け軍事責任者が協議へ

2025年05月12日(月)14時42分

5月12日、インドとパキスタンが4日間に及ぶ激しい戦闘の末、停戦に合意したことを受け、両国の軍事作戦責任者は、次のステップについて協議を行う見通し。写真はカシミール地方のインド側のジャンムー・カシミール州で10日撮影(2025年 ロイター/Adnan Abidi)

[ジャンムー(インド) 12日 ロイター] - インドとパキスタンが4日間に及ぶ激しい戦闘の末、停戦に合意したことを受け、両国の軍事作戦責任者は12日、次のステップについて協議を行う見通し。

停戦発効直後には一部で違反があったものの、その後は爆発やミサイル発射などの報告はない模様だ。インド陸軍はパキスタンとの国境付近にでは、11日は数日ぶりの平和な夜だったとしている。ただ、一部の学校は閉鎖されたままとなっている。

インド外務省は10日の声明で、双方の軍事作戦責任者が12日正午(日本時間午後3時半)に会談すると発表した。パキスタン側は会談の予定についてコメントしていない。

パキスタンは停戦を後押しした米国に謝意を示し、インドとパキスタンのカシミール紛争の仲介に関するトランプ米大統領の申し出を歓迎している。一方、インドは停戦や中立地での協議に対する米国の関与について言及していない。インドは両国が紛争を直接解決すべきと主張し、第三者の関与を拒否している。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

トランプ米大統領、薬価を59%引き下げると表明

ビジネス

スズキ、関税影響など今期400億円見込む BYD軽

ビジネス

スーパーのコメ価格、18週ぶり値下がり 5キロ42

ワールド

米国に対する世界の評価が低下、中国下回る 「米国第
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    シャーロット王女の「親指グッ」が話題に...弟ルイ王子との微笑ましい瞬間が拡散
  • 3
    「隠れ糖分」による「うつ」に要注意...男性が女性よりも気を付けなくてはならない理由とは?
  • 4
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 5
    ロシア機「Su-30」が一瞬で塵に...海上ドローンで戦…
  • 6
    SNSにはトップレス姿も...ヘイリー・ビーバー、ノー…
  • 7
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 8
    ロシア艦船用レーダーシステム「ザスロン」に、ウク…
  • 9
    「股間に顔」BLACKPINKリサ、ノーパンツルックで妖艶…
  • 10
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 3
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つの指針」とは?
  • 4
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 5
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 6
    SNSにはトップレス姿も...ヘイリー・ビーバー、ノー…
  • 7
    シャーロット王女の「親指グッ」が話題に...弟ルイ王…
  • 8
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 9
    ロシア機「Su-30」が一瞬で塵に...海上ドローンで戦…
  • 10
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 5
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 6
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 7
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 10
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中