[ジャカルタ 8日 ロイター] - インドネシア中央銀行は8日、4月の外貨準備高が5カ月ぶり低水準の1525億ドルに落ち込んだと発表した。先月に対ドルで過去最安値を記録したルピアを支えるために通貨介入を行ったことが背景。

LSEGのデータによると、4月の準備高は46億ドル減少し、月単位では2023年5月以来最大の落ち込みとなった。

中銀は「この動きは、中銀が世界金融市場の不確実性の高まりに対応する中、政府による対外債務返済とルピア安定化策に一部影響されている」と分析した。

ただ、外貨準備高は輸入の6.4カ月分をカバーできる水準で、金融システム安定を維持するのにも十分だと述べた。

ルピアは先月、米国の関税発表を受けて1ドル=1万6970ルピアと過去最安値を記録し、中銀が市場介入に踏み切った。

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