米国の対ベトナム貿易赤字、24年1─11月は18%増 通貨安で
Francesco Guarascio
[ハノイ 8日 ロイター] - 米商務省が7日発表した貿易統計によると、2024年1─11月の対ベトナム貿易収支(季節調整済み)は1116億ドルの赤字となり、赤字幅は前年同期(948億ドル)から約18%拡大した。ベトナムの通貨ドンがドルに対して下落したのを背景に、ベトナムから米国への輸出額が膨らんだ。
米国のベトナムに対する赤字額は、中国、欧州連合(EU)、メキシコに次いで4番目の大きさとなった。
11月の米国の対ベトナム貿易収支も113億ドルの赤字となり、赤字幅は前月比で拡大した。季節調整前の1─11月の対ベトナム貿易赤字は1131億ドルだった。
トランプ米次期大統領は、全ての輸入品に最大20%の関税を課すと表明している。これほど巨額の対米貿易赤字を計上したことは、輸出に依存するベトナムにとって大きなリスクになると考えられている。
通貨ドンが対ドルで過去最安値近辺まで大きく下落していることも、こうしたリスクを増幅する要因となっている。米当局はベトナムを為替操作の可能性がある国の1として厳しく監視しており、こうした通貨安傾向は米政界から注目されている。
ベトナムでは、アップルやグーグル、ナイキ、インテルといった米国の世界的企業が拠点を構えている。
国際的法律所事務所ルーサーの国際部門責任者、リーフ・シュナイダー氏は「仮に米国が、ベトナムが不公平な通商面の優位性を確保するため意図的に自国通貨ドンを低い水準に維持していると解釈すれば、為替操作に対する新たな非難を誘発する可能性がある」と述べた。
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