ニュース速報
ワールド

BRICS、トルコに「パートナー国」の地位提示=貿易相

2024年11月14日(木)18時45分

11月14日、トルコのボラト貿易相(写真)は、有力新興国で構成するBRICSから「パートナー国」としての地位を提示されたと述べた。イスタンブールで4月撮影(2024年 ロイター/Umit Bektas)

[アンカラ 14日 ロイター] - トルコのボラト貿易相は、有力新興国で構成するBRICSから「パートナー国」としての地位を提示されたと述べた。提案を受け入れたかどうかは不明。

民間放送局TVNetとのインタビューで13日に明らかにした。

BRICSにはブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ、エチオピア、イラン、エジプト、アラブ首長国連邦(UAE)が加盟。先月、正式加盟とは別にパートナー国制度の創設を決めた。

トルコのエルドアン大統領は先月、ロシアのプーチン大統領が西部カザンで開催したBRICS首脳会議に出席。これに先立ち、トルコ政府はBRICS加盟に向けて正式な措置を講じたことを明らかにした。

エルドアン氏はBRICSについて、加盟国との一段の経済協力の場と認識しており、西側諸国との関係や現在加盟している北大西洋条約機構(NATO)に代わるものではないと述べている。

与党・公正発展党(AKP)の関係者は今月、ロイターに対し、パートナー国としての地位はトルコの加盟要求を満たすものではないとの認識を示した。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

経済の不確実性高い、リスク下向き=フィンランド中銀

ワールド

米財務長官、関税巡る最高裁口頭弁論を傍聴へ トラン

ワールド

米国防長官、在韓米軍の「柔軟性」検討へ 米韓同盟で

ビジネス

ノルウェー政府系ファンド、マスク氏の1兆ドル報酬案
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    米沿岸に頻出する「海中UFO」──物理法則で説明がつかない現象を軍も警戒
  • 3
    「あなたが着ている制服を...」 乗客が客室乗務員に「非常識すぎる」要求...CAが取った行動が話題に
  • 4
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 5
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 6
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 7
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 8
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 9
    「白人に見えない」と言われ続けた白人女性...外見と…
  • 10
    これをすれば「安定した子供」に育つ?...児童心理学…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読み方は?
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    【話題の写真】自宅の天井に突如現れた「奇妙な塊」…
  • 5
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 6
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 7
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 8
    女性の後を毎晩つけてくるストーカー...1週間後、雨…
  • 9
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 10
    だまされやすい詐欺メールTOP3を専門家が解説
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中