ニュース速報
ワールド

フィリピン中銀、利下げ検討も 物価上昇圧力緩和続けば=総裁

2024年08月05日(月)16時35分

フィリピン中央銀行のレモロナ総裁は5日、中銀は政策を据え置くことが可能だが、物価上昇圧力が緩和し続ければ利下げを検討することもできるという認識を示した。写真はマニラの市場で2023年1月撮影(2024年 ロイター/Lisa Marie David)

[マニラ 5日 ロイター] - フィリピン中央銀行のレモロナ総裁は5日、中銀は政策を据え置くことが可能だが、物価上昇圧力が緩和し続ければ利下げを検討することもできるという認識を示した。議会の予算公聴会で述べた。

インフレリスクのバランスは下向きにシフトしており、インフレ期待は十分抑制されているとした。

「インフレ状況の変化は中銀が当面、政策を安定的に維持できることを示している」と指摘。「物価上昇圧力が緩和し続ければ、制約的な金融政策スタンスの緩和を検討することが可能になるだろう」と述べた。

中銀は6月の会合で政策金利を6.50%に据え置いたが、8月に25ベーシスポイント(bp)の利下げを実施する可能性を示唆した。据え置きは6会合連続だった。

総裁はフィリピンペソについて、目標レートは設定しておらず、外国為替市場のストレスを防ぐ目的やファンダメンタルズから乖離した際に介入していると述べた。

ペソは5日、米景気後退に対する懸念を背景に対ドルで2カ月ぶりの高値に上昇した。

今週は7月のインフレ指標や第2・四半期国内総生産(GDP)が発表される。

総裁は今年と来年のインフレ率が中銀目標の2─4%の範囲内に収まる見通しだとした。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

EU諸国、国益の影に隠れるべきでない 妥協必要=独

ワールド

米長官、ハンガリーとの関係「黄金時代」 オルバン首

ビジネス

独VW、28年末までにコスト20%削減を計画=独誌

ワールド

英首相、国防費増額の加速必要 3%目標前倒し検討と
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワートレーニング」が失速する理由
  • 2
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 3
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したスーツドレスの「開放的すぎる」着こなしとは?
  • 4
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 5
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 6
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 7
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 8
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 9
    それで街を歩いて大丈夫? 米モデル、「目のやり場に…
  • 10
    フロリダのディズニーを敬遠する動きが拡大、なぜ? …
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 5
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 6
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 7
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 8
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 9
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 10
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中