ニュース速報
ワールド

ベトナム、新最高指導者にラム氏 反汚職運動継続を表明

2024年08月05日(月)09時09分

8月3日、ベトナム共産党は、トー・ラム国家主席を最高指導者の党書記長に選んだ。ハノイで6月代表撮影(2024年 ロイター)

Phuong Nguyen Francesco Guarascio

[ハノイ 3日 ロイター] - ベトナム共産党は3日、トー・ラム国家主席を最高指導者の党書記長に選んだ。グエン・フー・チョン前書記長が7月に死去したことを受けた人事。

ラム氏(67)は、健康不安があったチョン氏の死去発表の前日である7月18日に党書記長代行に起用されていた。

ラム氏は党の会合で、チョン氏が残した遺産を引き継いで推進する考えを表明。従来の外交政策を踏襲し、経済社会発展目標の達成にも注力するほか、反汚職運動を継続すると確約した。

記者会見で「反汚職運動を今後、強力に続ける」と強調した。

ISEASユソフ・イシャク研究所(シンガポール)のベトナム専門家、グエン・カック・ジャン氏はラム氏が最高指導者に選ばれたことについて「党内抗争が一時的に収まった」ことを示す動きだと指摘。

「ラム氏は反汚職運動を推進すると宣言したが、2026年の共産党大会までに党体制を安定させることを優先する可能性があるため、汚職撲滅はややペースダウンするかもしれない」と予想した。

公安相として反汚職運動で重要な役割を果たしてきたラム氏は5月に、共産党序列2位の国家主席に選ばれていた。

新華社によると、中国の習近平国家主席はラム氏に祝意を表した。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ウィットコフ米特使、プーチン氏と22日に会談へ 「

ビジネス

ドイツ銀CEO支持せず、米資産売却のアナリストリポ

ビジネス

独経済、米追加関税回避なら26年に1%成長も=産業

ビジネス

商業銀行マネー、将来は完全に「トークン化」へ=イタ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」の写真がSNSで話題に、見分け方「ABCDEルール」とは?
  • 2
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の船が明かす、古代の人々の「超技術」
  • 3
    韓国が「モンスター」ミサイルを実戦配備 北朝鮮の核開発にらみ軍事戦略を強化
  • 4
    「耳の中に何かいる...」海で男性の耳に「まさかの生…
  • 5
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で…
  • 6
    「死ぬところだった...」旅行先で現地の子供に「超危…
  • 7
    飛行機よりラク? ソウル〜釜山「110分」へ――韓国が…
  • 8
    【総選挙予測:自民は圧勝せず】立憲・公明連合は投…
  • 9
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試…
  • 10
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 3
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試掘の重要性 日本発の希少資源採取技術は他にも
  • 4
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 5
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 6
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 7
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 8
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手が…
  • 9
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で…
  • 10
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中