原油先物2%高、OPECプラス会合注視

米国時間の原油先物は28日、約2%上昇した。石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」の減産延長または深化の可能性、暴風雨に関連したカザフスタンの産油量減少、ドル安などを受けた。2022年8月撮影(2023年 ロイター/Andrew Kelly/File Photo)
Stephanie Kelly
[ニューヨーク 28日 ロイター] - 米国時間の原油先物は28日、約2%上昇した。石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」の減産延長または深化の可能性、暴風雨に関連したカザフスタンの産油量減少、ドル安などを受けた。
清算値は、北海ブレント先物が1.70ドル(2.1%)上昇の1バレル=81.68ドル。米WTI先物は1.55ドル(2.1%)高の76.1ドル。
OPECプラスは2024年の原油生産量を巡り、30日にオンラインで閣僚級会合を開く。関係筋によると、2024年の石油政策に関する協議が難航しており、一段の減産ではなく前回合意の据え置きの可能性が高まっている。