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シアトルが米政権を提訴、「聖域都市」への補助金停止は違憲

2017年03月30日(木)11時08分

 3月29日、米ワシントン州シアトル市は、トランプ政権を相手取り、不法移民に寛容な「聖域都市」への連邦補助金の交付を停止するとした大統領令は違憲とする訴訟を起こした。写真はアリゾナ州で昨年8月撮影(2017年 ロイター/Carlo Allegri)

[シアトル 29日 ロイター] - 米ワシントン州シアトル市は29日、トランプ政権を相手取り、不法移民に寛容な「聖域都市」への連邦補助金の交付を停止するとした大統領令は違憲とする訴訟を起こした。

シアトルのエド・マレー市長は記者団に、連邦政府は都市に圧力をかけることを憲法で禁じられているが、「大統領令はまさに圧力をかけている」と主張。

セッションズ司法長官は27日、連邦移民当局に非協力的な都市に対する司法省の補助金交付を停止する可能性があると表明。

トランプ大統領が1月25日に署名した聖域都市への補助金停止に関する大統領令はまだ実行されていないが、司法長官の発表がその第1歩となる可能性がある。

*見出しを修正し、カテゴリーを追加します。

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