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トランプ候補の投票監視呼び掛け、民主党が共和党全国委を提訴

2016年10月27日(木)13時46分

 10月26日、米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏が選挙で不正が行われる可能性があるとして支持者に監視を呼び掛けている問題で、民主党全国委員会は、共和党全国委員会に対してニュージャージー州の連邦裁判所に提訴した。ノースカロライナ州で撮影(2016年 ロイター/Carlo Allegri)

[26日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏が選挙で不正が行われる可能性があるとして支持者に監視を呼び掛けている問題で、民主党全国委員会は26日、共和党全国委員会に対してニュージャージー州の連邦裁判所に提訴した。

訴状によると、トランプ候補はマイノリティーの有権者が多い地域で不正の証拠がないにもかかわらず、支持者に投票所を監視するよう呼び掛けた。

民主党全国委は、共和党全国委がこうした運動を支持しており、これは共和党関係者が投票所で有権者を圧迫して投票をやめさせることを禁じた裁判所の命令に違反していると主張した。

これに対し共和党全国委の報道官は声明で「裁判所の命令を厳守しており、選挙の不正防止や是正を目指す取り組みには直接的にも間接的にも関与していない」と言明し、トランプ陣営とも連携していないと強調した。

トランプ陣営の関係者のコメントは得られていない。

ロイター
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