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シンガポールでジカ熱国内感染41例確認、今後増加の見込み

2016年08月29日(月)16時47分

 8月29日、シンガポールは、外国人の建設作業員を中心に41例のジカ熱国内感染を確認したと明らかにし、今後感染例はさらに増加するとの見通しを示した。写真はブラジルのカンピーナスで2月撮影(2016年 ロイター/Paulo Whitaker)

[シンガポール 28日 ロイター] - シンガポールは、外国人の建設作業員を中心に41例のジカ熱国内感染を確認したと明らかにし、今後感染例はさらに増加するとの見通しを示した。

保健・環境当局は声明を発表し、感染者のうち7人を除いて全員が全快したと述べた。 7人はまだ入院中という。

最初の国内感染例は27日、南東部在住のマレーシア人女性(47)だった。全感染者にジカ熱感染地域への最近の渡航歴がなかったため、声明は「このことは国内感染の発生を示している」と述べた。

さらに「一部の陽性反応者は他地域在住・在勤で、コミュニティ間の感染拡大の可能性が否定できず、今後感染例が増えるだろう」と述べた。

政府は28日午前、居住地域を中心に環境当局職員200人を展開し、蚊の繁殖を防ぐため下水の掃除や殺虫剤の散布を行ったという。

ロイター
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