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原油先物が上昇、ノルウェーのスト懸念 英EU離脱の影響和らぐ

2016年06月29日(水)14時12分

 6月29日、アジア時間の原油先物相場は上昇。ノルウェーのスト実施の可能性が懸念されている。写真はノルウェー・オーセベリ油田で、2008年11月撮影。提供写真(2016年 ロイター)

[シンガポール 29日 ロイター] - 29日のアジア時間の原油先物相場は上昇。ノルウェーのスト実施の可能性が懸念されている。英国の欧州連合(EU)離脱の影響も和らいできている。

0422GMT(日本時間午後1時22分)現在、北海ブレント先物は0.26ドル高の1バレル=48.84ドル。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物は0.35ドル高の48.20ドル。

スタンダード・チャータードは、英国のEU離脱が原油需要に及ぼす影響は限定的と指摘。今後、原油価格が1バレル=50ドルに向けて急速に値を戻すとの見方を示した。

ノルウェーの石油・ガス労働組合は、労使交渉がまとまらなければ、スト入りする構えを見せている。

ベネズエラでも、電力や設備の不足で石油生産・精製が滞っている。

ロイター
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