26年春闘、正社員の賃上げ要求は平均6.46%=UAゼンセン
Kentaro Sugiyama
[東京 5日 ロイター] - 繊維や流通、外食などの労働組合でつくるUAゼンセンは5日、2026年春闘における傘下組合の賃上げ要求(定期昇給分を含む)を集計したところ、3月3日時点で正社員組合員が加重平均6.46%、パートタイム組合員が7.76%になったと発表した。いずれも2012年の組織結成以来で最高水準。
正社員組合員(466組合)の要求総合計(加重平均)は2万0688円(6.46%)、賃金引き上げ分(ベースアップなど)が1万5666円(4.78%)となった。一方、パートタイム組合員(229組合)の要求総合計(同)は93.4円(7.76%)と、雇用形態間の格差是正に向けた要求が進んでいる。
会見した永島智子会長は、日本全体で実質賃金1%程度の上昇を社会のノルムとして定着させることを目指しており、今回の要求は「その実現に向けて強い意志を示すものだ」と語った。その上で、足元で米国とイスラエルによるイラン攻撃で原油価格が急騰し、株価が乱高下していると指摘。政府に対し、武力紛争の早期沈静化に向けた努力と賃上げ交渉に過度なマイナス影響を与えないよう対応を求めた。
日本最大の産業別労組UAゼンセンには2136組合(25年9月現在)が参加し、組合員は約194万人。パートタイム組合員も多く参加していることで知られる。





