日経平均は大幅続落、1700円超安 中東情勢緊迫化でリスク回避の売り
東京証券取引所で2018年10月撮影。REUTERS/Issei Kato
[東京 3日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落し、前営業日比1778円19銭安の5万6279円05銭で取引を終えた。中東情勢の緊迫化を受けて、幅広い業種でリスク回避の売りが広がった。日経平均は一時、1900円超安となった。東証プライム市場では、9割超の銘柄が値下がりした。下落率は日経平均、TOPIXともに3%超となった。
日経平均は取引時間を通して下げ幅を拡大する展開となった。寄り付きで327円安となった後、心理的節目の5万7000円を下回り、後場終盤に1965円安の5万6091円54銭で安値を付けた。イラン情勢の悪化・長期化懸念で時間外取引での米株先物や主要アジア株が下落し、世界同時株安の様相となる中、日本株も下げを強める展開となった。
米イスラエル両国とイランの対立が激化する中、ホルムズ海峡における船舶輸送の混乱で原油価格が急騰、世界経済への影響懸念が広がった。りそなアセットマネジメントの下出衛チーフ・ストラテジストはイラン情勢の長期化・泥沼化が警戒されていると指摘、「日本は石油の中東依存度が高いことから、売りが強まりやすい」との見方を示した。
個別では、TDKが10%超下落したほか、マツダ、太陽誘電、村田製作所、住友化学が8─9%超安。住友ファーマは新株発行登録の発表を受けて需給悪化が警戒され、19%超安となった。半面、東京ガス、大阪ガスは2%超上昇し、逆行高となった。
TOPIXは3.24%安の3772.17ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比3.24%安の1944.06ポイントだった。プライム市場の売買代金は9兆8056億5900万円だった。
東証33業種では、全業種が値下がりした。石油・石炭製品、輸送用機器、非鉄金属、空運、繊維製品、ゴム製品、電気機器などが値下がり率上位となった。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が3.16%安の744.33ポイントと、大幅に続落した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが70銘柄(4%)、値下がりは1515銘柄(94%)、変わらずは10銘柄だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 56279.05 -1,778.1 57729.80 56,091.54─
9 57,890.76
TOPIX 3772.17 -126.25 3867.37 3,763.43─3
,873.59
プライム市場指数 1944.06 -65.00 1989.78 1,939.79─1
,996.39
スタンダード市場指数 1721.91 -33.47 1750.05 1,721.91─1
,760.43
グロース市場指数 967.78 -31.27 998.16 967.72─1,0
05.68
グロース250指数 744.33 -24.31 768.26 744.18─775
.06
東証出来高(万株) 298761 東証売買代金(億 98056.59
円)
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