ベネズエラ情勢の米経済リスクは原油価格、現時点で兆候なし=ミネアポリス連銀総裁
米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は、米政権のベネズエラ攻撃に関連し、原油価格が上昇すれば米経済に対する主なリスクになると述べた。写真は2023年、サンディエゴで撮影(2026年 ロイター/Mike Blake)
Dan Burns
[5日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は5日、トランプ米政権が南米ベネズエラを攻撃しマドゥロ大統領を拘束したことに関連し、原油価格が上昇すれば米経済に対する主なリスクになるとの見方を示した。ただ、現時点ではそのような兆候は出ていないと述べた。
カシュカリ氏はCNBCのインタビューで、米経済に対するリスクの大半は原油価格を通したものになると指摘。「ロシアがウクライナ全面侵攻を開始した際は世界中に商品(コモディティー)の面での衝撃が広がった。ただ、イスラム組織ハマスがイスラエルを攻撃した際は衝撃は広がらなかった。今回の米国とベネズエラのケースでも衝撃は広がっていない」と述べた。
トランプ米大統領は3日、米国が未明にベネズエラを攻撃し、マドゥロ大統領を拘束したと表明。4日には、ベネズエラの「立て直し」を図る米国の取り組みにマドゥロ政権のメンバーらが協力しない場合は2回目の軍事攻撃を実施する可能性があると述べた。こうした展開に対し、コモディティー市場や金融資産市場の反応はこれまでのところ小幅なものにとどまっている。





