米国との貿易協定、来年早々にも署名の可能性=インドネシア閣僚
インドネシアの対米関税交渉を率いるハルタルト経済担当調整相は、米国との間の「全ての重要な問題」は双方で解決済みであり、貿易協定は来年早々にも両国首脳によって署名される可能性があると述べた。写真はインドネシアのジャカルタの港、今年4月撮影(2025年 ロイター/Ajeng Dinar Ulfiana)
[ジャカルタ 23日 ロイター] - インドネシアの対米関税交渉を率いるハルタルト経済担当調整相は、米国との間の「全ての重要な問題」は双方で解決済みであり、貿易協定は来年早々にも両国首脳によって署名される可能性があると述べた。米通商代表部(USTR)のグリア代表と会談した後、22日遅くにワシントンからインドネシアメディアとのビデオブリーフィングに応じた。
ハルタルト氏によると、米国はインドネシアの重要な鉱物へのアクセスを望んでおり、パーム油、紅茶、コーヒーの関税を免除することで合意。1月末までにインドネシアのプラボウォ大統領と米国のトランプ大統領との会談を設定することを目指すという。
ハルタルト氏は「この協定によってインドネシアの政策が制限されることはない。この協定は商業的かつ戦略的なものであり、両国が経済的利益をバランスよく享受できるものだ」と説明した。





