セブン&アイHD、北米子会社のデピントCEOが12月末で退任
[東京 20日 ロイター] - セブン&アイ・ホールディングスは20日、北米のコンビニエンスストア事業会社、セブン―イレブン・インク(SEI)のジョセフ・マイケル・デピント最高経営責任者(CEO)が12月31日付(米国時間)で退任すると発表した。
後任については、世界的な経営幹部人材採用会社を起用して選定作業を進めている。後任者が選任されるまでは、 スタンリー・レイノルズSEI社長とダグラス・ローゼンクランズSEICOOが暫定的に共同CEOを務める。
デピント氏は20年以上にわたりCEOを務めてきた。セブン&アイによると、今回の退任は「本人を含めた検討と双方の合意に基づくもの」だという。
セブン&アイHDのスティーブン・ヘイズ・デイカス社長は「SEIの潜在力を最大限に引き出すとともに、コンビニの概念を再定義し、北米市場においてさらに多くの顧客にセブンイレブンの価値を届けられるよう、SEIを率いてくれる適任者を引き続き入念かつ徹底したプロセスを通じて選定していく」とコメントしている。
SEIは、2026年下期までに新規株式公開(IPO)を実施する計画を進めている。





